免疫介在性血小板減少症

免疫介在性血小板減少症で血小板がゼロだった13歳のわびすけちゃん。漢方で血小板は正常範囲内に戻り現在15歳になりました。今年初めに受診して頂きカメラ目線いただきました!今はほとんど漢方も飲んでいなく最低限の漢方のみで老化の治療をしています!まだまだ長生きしましょう!

慢性下痢、アルブミン低下(IBD)の犬の漢方薬治療

ケアンテリアのさえちゃんは、他院にての入院中に下痢がはじまりアルブミンが1.3までおちてしまい、それから半年ちかく、ステロイドと免疫抑制剤で治療していました。13歳となり、これから老化がすすむことを心配され、来院されました。漢方薬治療はじめて、3ヶ月くらいでステロイドも免疫抑制剤もぬけました。おそらく入院のストレスが、胃腸に傷をつけてしまったことが、きっかけだったと思いますが、ここまでアルブミンが下がるのは、やはり年齢など、何かの理由での免疫力の低下が大きな要因だったと思います。ただ、それから3年以上の間、ステロイドは使わずに、漢方薬のんで、アルブミンを2以上に維持できていますので、うまくケアできていると思います。今は、腎臓の方も老化で弱ってきたので、そちらのケアも漢方薬でしています。

老化が理由のような、免疫低下からくる病気や、腎臓の機能低下には、良い西洋の薬はないので、漢方薬で、免疫力あげながら、ケアしていくのが、良いと思います。

フレンチブルドックのエリトマトーデスの漢方治療

フレンチブルのまりんちゃんは、3歳で、全身エリトマトーデスと診断され、体中の倦怠感や足の痛み、高熱、(もともと皮膚病でステロイド治療していた)で、免疫抑制量という大量のステロイド治療をうけてました。今度は、血小板や、白血球の低下、そして、尿タンパクまででてきて、心配になったので、漢方治療を受けにこられました。リバウンドに注意しながら、ステロイドを減らしていき、2ヶ月ほどで、ステロイドは抜けました。それから怖いので量を減らして漢方治療はつづけていますの、この6年間、一度も、この難病をを再発していません。もちろん、皮膚病さえ再発してません。このまま10歳になってきたので、老化をケアしていく年齢になったなあと思っています。

IBD(慢性下痢)と角膜潰瘍のヨーキー

ヨーキーのクリンちゃんは、10歳。
2年前の8歳の時に、2年つづく下痢に悩んで来院されました。
目の角膜潰瘍もくりかえしていました。
目の粘膜も小腸の粘膜も免疫力が弱いといつまで傷が繰り返します。
漢方薬治療して、1ヶ月で、下痢も目もよくなり、2年たった今でももう2度とその病気はなくなりました。
漢方薬のんで、毛並みよくなり、力づよくになったので、今は、老化防止のために漢方薬のんでいます。

IBD(リンパ管拡張症)の漢方薬治療

10歳のトイプードルのケビンちゃんは、リンパ管拡張症 (IBD)でALBが1.1までおちて、ステロイドと免疫抑制剤がこれからなくせいだろうといわれてしまいました。1ヶ月後に、漢方薬治療をしはじめました。高齢なので、ステロイドや免疫抑制剤は、3ヶ月くらいでうまく抜けて、その後、一度もALBがおちることなく、元気に生活しています。もうすぐ3年たつので、13歳です。今は老化対策を漢方薬でやっています。

老齢の子の繰り返す脂肪織炎

ダックスのラッキーちゃん15歳。7年前の会陰ヘルニアの手術の跡、お腹の中で糸が炎症をおこしました。

脂肪織炎と診断され、A大学で手術を繰り返し、合計5回も手術をして、もうステロイドも多量になり、どうしたものか困っていました。

漢方薬治療のため、静岡からこられて、もうすぐ2年になります。いまでも1/5個のステロイドは必要ですが、お腹の脂肪織炎も全く再発せず、老化予防にも漢方薬が機能して、元気にすごしております。とにかく漢方薬治療はじめてからは、全身麻酔の手術など全くしなくてもよくなりました。

高齢の脂肪織炎は若い子の、それとは違い、重症なことが多いです。その免疫低下を漢方薬で支えながら治療して、良い老後をおくってもらうために続けてもらう治療になります。

一生ステロイドか免疫抑制剤といわれたコーギー犬

発熱や全身の筋肉に痛みでてしまう、炎症性疾患で、主治医から、この子は一生の間、ステロイドか免疫抑制剤をのませないといけないとわれた、コーギーのパールちゃんは、まだ一歳半。これからの内臓への負担が心配で、なんとかステロイドやアトピカという免疫抑制剤を減らせないかという思いで来院されました。9ヶ月のステロイド治療をうけていたので、4ヶ月近くステロイドとアトピカを抜くのに時間かかりましたが、完全にステロイドや免疫抑制剤をぬくことができました。それから半年以上、もう再発もなく元気にすごしています。

CRPが異常にあがるような免疫性炎症疾患は、漢方薬で免疫力をあげて治療できます。若ければ、体質改善の可能性もありますが、ただ、とても弱い子が、免疫性疾患という珍しい病気になることが多く、なんらかの漢方薬で、その後も免疫力を補う必要がある場合も多いです。ステロイドや免疫抑制剤を一生のんだら、老化が早まる一方ですが、漢方薬治療は免疫力をあげますので、むしろ老化を予防しますので、一生安心して飲ませ続けることができます。

悪性リンパ腫のチワワ

チワワのミルクちゃんは9歳。1年前に下顎(顎の下)リンパや脇の下のリンパ節の腫れから、悪性リンパ腫と診断され、その状態の悪さから、抗ガン剤治療しても3ヶ月の余命と宣告されてしまいました。抗ガン剤を選択せず、当院で漢方治療をはじめて一年以上たちます。今年も元気に桜をみることができました。

抗ガン剤での治療で寛解しても、やはり再発する確立はたかく、しかも再発した場合は、身体が弱っている分、確実に癌が悪化しているので、もうそれ以上の治療はできず、多臓器不全で亡くなることが多いです。ただ、漢方薬で治療した場合は、一年も元気で生きている子は、再発の確立はかなり低く、身体の免疫力をあげている分、老化対策にもなるのが利点です。(癌が漢方薬で抑えられないくらい悪性度がたかければ、一年以上はなかなか生きられないです。ただし、たとえ亡くなっても癌による多臓器不全で苦しむ子はまずいません)

パグの脳の炎症、発作

パグの快ちゃんは9歳の時、てんかん様の発作が頻発し、パグ脳炎を疑われました。
ステロイドや抗てんかん薬を一生飲むのがいやで、来院されました。
すぐに漢方薬で治療できたので、それから2年半の間、全く発作なく、健やかに過ごせています。
実は、発作が起こる様になった時、睾丸の急激な腫大もあり、去勢をしなければいけないかもしれなかったのですが、
脳の問題があって、全身麻酔がこわかったのですが、
これも漢方薬で同時に治療できたので、手術せずにすみました。
もう13歳なので、これからは老化を予防しながらケアしていきましょう。

慢性肝炎の漢方薬治療

ダックスのチョコちゃんは12歳。昔から肝臓のGPTが三桁で、すこし高く、目も熱をもってドライアイとなっていました。西洋薬で治療しても700台にまで上がって、よくならなかったので、漢方薬で治療しに来院されました。2週間で200台まで落ちたので、大事に至らないと考えて、ゆっくり治療して、4ヶ月たった今は、GPTが86まで落ちています。免疫力も上がったので、下唇のイボもなくなりました。

老化を考慮しながら、肝臓の治療ができたので、総合的に治療ができます。

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下唇のイボはすぐなくなりました

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