長らくずっと下痢でした。

アイスランドシープドックのヴィヴィちゃんは、9歳。喉が弱く、咳がつづいたり、あとは下痢がつづいたり、で、どの病院でもステロイドしか提示されたないので、5年間、放っておいたようです。当院で漢方薬ためしたら、すぐベンがよくなったので、喜んでくれました。実はステロイドを体にあまり入れていない子は、病気が重くなっていないため、漢方薬での治療も比較的に早く済むことが多いのです。4年たったいまでも、精神的なダメージをきっかけによく下痢になるので、やはり漢方薬でのケアはつづけてはいます。胃腸だけでなく、喉の神経や腎臓など、これからも総合的に老後のケアしてしていくのが、良いと思います。

アトピー性皮膚炎といわれて

白い柴犬の梅子ちゃんは、アトピー性皮膚炎といわれて、ステロイドやアポキルしか治療できず、それらやめるとまた再発してしまうので、漢方薬治療にこられました。

この子の原因は、心の問題でした。ステロイドやアポキルの副作用をちゃんと取り除くのに半年ほど時間がかかりましたが、きちんと体質改善と、精神的に大人にすることができ、完治しました。もう5年間経過みていますが、まったく再発していません。

ステロイドやアポキルは治療薬ではなく、かゆみだけ押さえて、治療を先にばしにするだけの薬です。やられてもよいのですが、病気をごまかしているということをよく認識して、そういう薬は飲んでくださいね。

アトピー性皮膚炎の漢方薬治療

アトピー性皮膚炎悩む子たちは多いのですが、山口県からいらしたポッキーちゃん(6歳)ほど全国の病院をまわられた方はあまりいないと思います。

1年前の夏にいらしたときは、出版物をだしているような東京や大阪の病院にいかれ、そこの漢方薬治療だけでなく、食事療法、サプリメント、すべてやって、でも全然治らないので、どうしてもステロイド治療になってしまう、それが困って来院されました。

漢方薬で体質改善と同時に、精神的な治療を行い、今は、ステロイドなしでも、すっかり安心して見てられる状態に治りました。

ステロイドをつかえば、どんな皮膚病も見た目はよくなります。ただ内臓には負担はかかり依存症になってやめられなくなってしまい、ひいては寿命が短くなってしまいます。ですから、もう依存症になっているなら難しいけれども、できれば、ステロイドに頼ることなく、病気を根本から治していきたいですね。

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2015/ 8/ 9 8:19
2015/ 8/ 9 8:19

手足先、口先の皮膚病

マルチーズのぷうちゃんは8歳。手先足先、そして口まわりの皮膚病でなんども動物病院で治療してきましたが、ステロイドや抗生剤をやめると再発するくりかえしでした。当院で漢方治療して、2ヶ月でずいぶんきれいになりました。精神的に要因も治療していきますので、これで完治というわけではないのですが、ステロイドなんか使わないでもコントロールできるようになります。

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柴犬の精神的な皮膚病

柴犬のヤマトちゃんは10歳。とても怖がりで落ち着きがない性格でした。手足のをなめるようになり、外耳炎も繰り返す子でしたが、精神的に要因からくる皮膚の病気だとみて、漢方薬で治療しました。まずおとなしくなり、落ち着く子になりましたら、手足もなめず、外耳炎もなおりました。

皮膚病の原因が精神的なものであることは多いのですが、なかなかそういうふうには見てもらえないので、繰り返すことになります。

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マルプー(マルチーズとトイプードルのミックス)のアトピー性皮膚炎

マルプー(マルチーズとトイプードルのミックス)のくろちゃんは、2歳。体全体があかく、かゆみがひどかったです。それに手足や顔もかいていました。

漢方治療して3ヶ月で、体の赤みなくなりました。

次の3ヶ月で、精神的なアトピーを漢方治療して、今はきれいになりました。

くろ アトピー

漢方治療後

くろ 漢方治療後

柴犬の精神的な皮膚病

柴犬のリンちゃんは、まだ2歳前に首の周り脱毛や、足のかみかみがひどく、近くの病院で、抗生剤や抗ヒスタミン、ステロイドの外用薬で半年ほど治療していました。でもよくならなかったので、漢方薬で治療しにこられました。精神的な皮膚病もありまして、半年ほどで、よくなりました。若い子はステロイドさえ内服や注射で使われていなければ、かなり漢方薬で体質改善しやすいです。ステロイドを多用していると、身体の体質が悪化して、簡単な精神的な皮膚病まで本当の皮膚病になってしまうので、注意が必要です。

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フレンチブルの皮膚病と老化予防

フレンチブルのメグちゃんはもうすぐ15歳を迎えます。精神的な皮膚病で、9年ちかく漢方薬とつきあってこられましたが、ようやく精神的に大人になったようです。

皮膚病で漢方薬の治療をしていますが、同時に内臓の治療と予防もしています。

メグちゃんフレンチ

柴犬のアトピー性皮膚炎

柴犬のまるちゃんは、2年間皮膚病で、ステロイドや免疫抑制剤を使用して、困っていました。推定5歳の2年前に漢方治療しに来院されて、私は精神的な影響が大きいと判断しました。もちろん2年間免疫力を落とす治療をされてきているので、漢方で免疫力をあげながら、治療しました。今では、すっかり綺麗な皮膚になりました。この子は、ステロイドの依存性がすくなく、2、3ヶ月の漢方薬治療ですぐステロイドを抜くことができたので、その後も順調に治療がすすみ、3、4ヶ月後には綺麗な皮膚になっていました。ただしもっと長い間、そして多いの量のステロイドをのんでいたら、もしくは、もっと高齢だったりしたら、ステロイドが抜けなかったかもしれません。(ステロイド依存の子は、外から薬として与えられたステロイドのために、自分で体内ステロイドが作れなくなってしまった子です)
ステロイド依存のアトピー性皮膚性の治療経過のスピードは、漢方薬で、ステロイド抜けるかどうかに、かかっています。ただステロイド抜けないとしても、漢方薬を併用することで、内臓を守り、さらにステロイドの要求量が増えるのを防ぐことができるので、意義はあると思います。
まる

柴犬のアトピー性皮膚炎

柴犬のねねちゃんは、もう10歳になりました。長年、アトピー性皮膚炎といわれ、耳血腫にもなるので、ステロイドでずっと抑えてきました。でも、このまま年をとっていくのに、ステロイドをつづけていてよいか不安になり、漢方薬治療を試しに来院されました。はじめ一ヶ月でステロイドを抜いた時、リバンンドに少し苦しみましたが、2ヶ月でステロイドもなくなり、9ヶ月経った今は、漢方でうまくコントロールできています。ただ、漢方をやめられない理由は、この皮膚病に精神的な要因があるからで、その治療を引き続きしています。精神的な要因の皮膚病、耳血腫は、ステロイドでも治療できてしまいますが、身体を弱らせてしまうので、なんとか精神的な面に着目して治療していくのがよいと思います。
甘えん坊のねねちゃん