【症例紹介】犬の壊死性髄膜脳炎

ハルペッツクリニック東京より、壊死性髄膜脳炎に対して西洋薬と漢方を併用し、治療を続けている小さなポメラニアンの症例をご紹介します。

■ ご相談時の様子

発症時は2歳、体重約2kgの白いポメラニアンです。

目の異変をきっかけに眼科を受診し、失明していると告げられました。その後、MRI検査で壊死性髄膜脳炎と診断されました。

当時は、5〜10分ほど続く発作が1時間おきに起こるなど、非常に厳しい状態でした。ご家族は「長く生きられないかもしれない」と説明を受けていらっしゃいました。

■ 西洋薬に漢方を併用

ステロイドや抗発作薬による治療に加え、当院で漢方治療を開始しました。

この子では、壊死性髄膜脳炎に加え、併存する神経症状も考慮しながら治療を進めてきました。発作や体調の変化を確認し、西洋薬と漢方を併用して継続的に経過を見ています。

■ 漢方治療を始めて3年、現在5歳に

漢方治療を始めてから3年が経過し、この子は5歳を迎えました。

現在も治療を続けながら、発作をコントロールしていきます。たまに発作があるようですが、軽微なものに抑えられています。

重い病気と向き合う日々のなかで、ご家族と一緒に時間を重ねられていることを、私たちも嬉しく思っています。

■ 犬の脳炎・発作で漢方治療をご検討の方へ

ハルペッツクリニック東京では、現在の診断や治療内容、日々の体調を踏まえ、西洋薬との併用も含めた漢方診療を行っています。

「今の治療に加えてできることを相談したい」
「病気と付き合いながら、その子らしい生活を支えたい」

そのようなご希望がありましたら、これまでの検査結果やお薬の情報をご用意のうえ、ご相談ください。

※本記事は一症例の経過をご紹介するものです。西洋薬と漢方を併用しており、漢方単独の効果や、同様の治療結果を保証するものではありません。処方薬は自己判断で減量・中止しないでください。