アトピー性皮膚炎といわれて

白い柴犬の梅子ちゃんは、アトピー性皮膚炎といわれて、ステロイドやアポキルしか治療できず、それらやめるとまた再発してしまうので、漢方薬治療にこられました。

この子の原因は、心の問題でした。ステロイドやアポキルの副作用をちゃんと取り除くのに半年ほど時間がかかりましたが、きちんと体質改善と、精神的に大人にすることができ、完治しました。もう5年間経過みていますが、まったく再発していません。

ステロイドやアポキルは治療薬ではなく、かゆみだけ押さえて、治療を先にばしにするだけの薬です。やられてもよいのですが、病気をごまかしているということをよく認識して、そういう薬は飲んでくださいね。

犬の顔の繰り返す皮膚炎、アトピー性皮膚炎

フレンチブルのまだらちゃんは1歳。顔、耳や目の周りに皮膚炎がくりかえし、困って来院されました。
それまでには4つの動物病院に行ったそうです。
2週間で、すっかり良くなりました。
実はこんなに早く治るのは、1歳という若さと、あとはお母さんがステロイドをのませず、病気が重くなっていなかったという理由があります。
ステロイドを慢性的につかうのは病気を重くするので、ステロイドを治療に頼っている子はこんなに短期間では治せません。
2週間前

2週間後

猫のアゴの繰り返す皮膚病、アトピー性皮膚炎

猫のくーちゃんは、5歳。顎の下を繰り返しかいてしまい、皮膚が赤くただれてしまいます。
もうステロイドしか治療法がないといわれ、当院に往診依頼があり、長崎まで行ってきました。
漢方薬を飲ますのに苦労しましたが、なんとか飲めるようになって、ほぼ完治しました。
8ヶ月ぶりに傷を保護するための首のハンカチをとることができ、良かったです。

4ヶ月前の顎の皮膚炎

アトピー性皮膚炎の漢方薬治療

アトピー性皮膚炎悩む子たちは多いのですが、山口県からいらしたポッキーちゃん(6歳)ほど全国の病院をまわられた方はあまりいないと思います。

1年前の夏にいらしたときは、出版物をだしているような東京や大阪の病院にいかれ、そこの漢方薬治療だけでなく、食事療法、サプリメント、すべてやって、でも全然治らないので、どうしてもステロイド治療になってしまう、それが困って来院されました。

漢方薬で体質改善と同時に、精神的な治療を行い、今は、ステロイドなしでも、すっかり安心して見てられる状態に治りました。

ステロイドをつかえば、どんな皮膚病も見た目はよくなります。ただ内臓には負担はかかり依存症になってやめられなくなってしまい、ひいては寿命が短くなってしまいます。ですから、もう依存症になっているなら難しいけれども、できれば、ステロイドに頼ることなく、病気を根本から治していきたいですね。

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2015/ 8/ 9 8:19
2015/ 8/ 9 8:19

ハルペッツクリニックでの漢方薬について

ハルペッツクリニックの免疫力をあげるための漢方薬は、オリジナルな処方のもので、ハルペッツクリニック(東京)以外の他の動物病院では一切取り扱っていません。ご注意ください。

脂肪織炎、IBD(慢性の下痢)やアトピーなどの治療で、ステロイドに依存していない子を、ステロイド依存の治療から守るための漢方薬治療です。安易にステロイドを継続的に飲ませるようなレベルの治療ではありません。すっべての免疫疾患をステロイドを使わずに治療する目的の漢方薬治療です。(ステロイド依存している子に、リバウンドがでないように、仕方なく使うことはありますが)

口周りのアトピー 妊娠中の漢方薬治療

トイプードルのイヴちゃんは、2歳の時、顔、特に口周りのアトピーで来院されました。漢方薬のんで半年くらいで、体質改善でき、綺麗になりました。あれから2年ちかくたって、今度は軽いてんかんのような発作がおきて、再来院されました。今妊娠中で、強い薬が使いたくないので、漢方薬で緩和させています。てんかん発作にはいろんな理由があるので、すべてが治療できるとはいいませんが、漢方薬で治療できるものもあります。

2年前のアトピー状態

 

 

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最近のイヴちゃん

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マルプー(マルチーズとトイプードルのミックス)のアトピー性皮膚炎

マルプー(マルチーズとトイプードルのミックス)のくろちゃんは、2歳。体全体があかく、かゆみがひどかったです。それに手足や顔もかいていました。

漢方治療して3ヶ月で、体の赤みなくなりました。

次の3ヶ月で、精神的なアトピーを漢方治療して、今はきれいになりました。

くろ アトピー

漢方治療後

くろ 漢方治療後

柴犬のアトピー性皮膚炎

柴犬のまるちゃんは、2年間皮膚病で、ステロイドや免疫抑制剤を使用して、困っていました。推定5歳の2年前に漢方治療しに来院されて、私は精神的な影響が大きいと判断しました。もちろん2年間免疫力を落とす治療をされてきているので、漢方で免疫力をあげながら、治療しました。今では、すっかり綺麗な皮膚になりました。この子は、ステロイドの依存性がすくなく、2、3ヶ月の漢方薬治療ですぐステロイドを抜くことができたので、その後も順調に治療がすすみ、3、4ヶ月後には綺麗な皮膚になっていました。ただしもっと長い間、そして多いの量のステロイドをのんでいたら、もしくは、もっと高齢だったりしたら、ステロイドが抜けなかったかもしれません。(ステロイド依存の子は、外から薬として与えられたステロイドのために、自分で体内ステロイドが作れなくなってしまった子です)
ステロイド依存のアトピー性皮膚性の治療経過のスピードは、漢方薬で、ステロイド抜けるかどうかに、かかっています。ただステロイド抜けないとしても、漢方薬を併用することで、内臓を守り、さらにステロイドの要求量が増えるのを防ぐことができるので、意義はあると思います。
まる

9歳のアトピー性皮膚炎のチワワ

アトピー性皮膚炎で、何年もの間、ステロイドを服用していて、高齢になってしまった子のステロイドは、簡単には抜けません。むしろリバウンドがこわいので、ゆっくり減らしていき、できれば、抜けますし、ステロイド依存の身体になってしまった子には、最低量で維持して、ステロイドの弊害ができるだけおさえるよう、免疫力をあげていくという治療になります。9歳のチワワのポッキーちゃんは、2年以上ステロイドを服用していて、当院にこられました。3ヶ月の治療で、毎日飲んでいたステロイドを3日おきにまで減らすことができました。ただここから難しいですが、毛並みも皮膚もよくなっているので、あせらず漢方治療していきます。

現在は、

トイプードルのアトピー

トイプードルのチョコちゃんは11歳。アトピー性皮膚炎で、当病院に来院されました(6件目だそうです)。年齢もあって、もう2年近く漢方飲んでもらっていますが、お尻の毛がこの2ヶ月ではえてきました。10歳をこえると、皮膚病以外の内臓や老化の予防に、漢方薬を飲むことが有効になってきます。

2ヶ月前のおしり

今のおしり