IBD、繰り返す下痢、心臓の漢方薬治療

キャバリアのメリーちゃんは、10歳の時、1年ちかく繰り返す下痢で漢方飲み始めました。なるべくステロイド使わず治療していたので、1ヶ月ですぐに下痢はよくなりました。もちろんそれから皮膚病も克服して、いまは、キャバリアに多い心臓の問題を、腎臓をふくめて悪化しないように早めに治療しています。もうすぐ13歳になりますが、これからの老後を漢方で総合的にケアしていけるとよいですね。

 

肥満細胞腫の漢方薬治療

ラブラドールのマルルちゃんは7歳のとき、足先に肥満細胞腫ができ、ステロイドを3ヶ月飲んでいましたが、このまま飲み続けるのが心配で、来院されました。ゆっくりステロイドはなくしていき、その後は、2度とステロイド飲むことなく、漢方薬治療で腫瘍を抑えてきています。漢方薬の治療前までは、皮膚病や、外耳炎や、ワクチンで元気をなくすとか免疫力の弱い所があったのですが、それも治療後なくなり、もう10歳をこえてきましたが、元気いっぱいにすごせています。

猫伝染性腹膜炎(FIP)の漢方薬治療・猫のコロナウイルス

コロナのウイルスの問題で、世の中は、大変なことになっています。中国での報道では、猫でもお互いに、今の人間に猛威をふるっているコロナウイルスが感染、伝搬するとのことです。香港では犬も感染したとか。ただし、人間のように、重症化して、亡くなるような症例はまだ聞いていないですし、ウイルスの宿主特異性があるので、まだ獣医としてはあまり心配していないのが現状です。ただ、キャリアとして、人に逆に感染させることになる可能性がまだ否定できないので、様子見ではあります。

ただ、コロナウイルスで、昔から猫でおそれられているのは、猫伝染性腹膜炎(FIP)といって、発症したら、まず西洋医学では、治療法をもたない病気です。ただし漢方薬では、治療できることがあります。もちろん重症化した子は、助けられない、とても難しい病気ですので、来院した猫の、半分くらいしか助けられないのが現状です。ただ早くに治療を開始できた子は、治ります。下は、生後7,8ヶ月くらいで同居猫(この子は治療前にFIPで亡くなりました)からおそらく感染したメイクーンのけいちゃんです。9ヶ月くらい治療して、ほぼ完治しました。今は元気いっぱいです。

猫の腎臓病、肥満細胞腫、悪性リンパ腫の漢方薬治療

猫のピーコちゃんは、12歳の時、肥満細胞腫、肝臓の炎症、そして悪性リンパ腫の疑いなど、病気をたくさんもっていて、どうしてもステロイド治療ばかりされるのが心配で、漢方治療をはじめました。それらの炎症や腫瘍は、すべて漢方薬でケアして、今は16歳になりました。今一番優先して治療しているのは、腎臓です。どうしても猫ちゃんは、高齢になると腎臓が劣化してくるので、それを上手に漢方薬でケアしていくと、良い老後をおくることができますから。

猫伝染性腹膜炎(FIP)の漢方薬治療 猫のコロナウイルス

コロナのウイルスの問題で、世の中は、大変なことになっています。中国での報道では、猫でもお互いに、今の人間に猛威をふるっているコロナウイルスが感染、伝搬するとのことです。香港では犬も感染したとか。ただし、人間のように、重症化して、亡くなるような症例はまだ聞いていないですし、ウイルスの宿主特異性があるので、まだ獣医としてはあまり心配していないのが現状です。ただ、キャリアとして、人に逆に感染させることになる可能性がまだ否定できないので、様子見ではあります。

ただ、コロナウイルスで、昔から猫でおそれられているのは、猫伝染性腹膜炎(FIP)といって、発症したら、まず西洋医学では、治療法をもたない病気です。ただし漢方薬では、治療できることがあります。もちろん重症化した子は、助けられない、とても難しい病気ですので、来院した猫の、半分くらいしか助けられないのが現状です。ただ早くに治療を開始できた子は、治ります。下は、生後7,8ヶ月くらいで同居猫(この子は治療前にFIPで亡くなりました)からおそらく感染したメイクーンのけいちゃんです。9ヶ月くらい治療して、ほぼ完治しました。今は元気いっぱいです。

猫の糖尿病の漢方薬治療

猫(ラグドール)のミヤビちゃんは、9歳のとき、糖尿病になってっしまいました。体重も10kgから8kgに減って、多飲多尿がつづき、血糖値も200から400くらいで、なかなか安定せず困っていました。が、思い切って、1週間だけ、インシュリンを打ち、それから漢方薬治療だけで、尿糖もおりず、血糖値も100前後でコントロールできています。もう1年半になりますが、血糖値も2度とあがることなく、元気に生活できています。糖尿病の子は、腎臓も劣化しやすいので、これから高齢になってきたら、腎臓をさらに漢方でケアしていければ、と思います。上は発症時、下は、今の写真です。

 

自己免疫性脳炎の漢方薬治療

シベリアンハスキーのルウちゃんは、生後11ヶ月で突発性肉芽腫性脳髄膜炎(GEM)という自己免疫性脳炎を発症してしまいました。MRIによる確定した診断だったため、主治医から、てんかん発作の心配もあり、一生この子は、ステロイドと免疫抑制剤を飲むことになる、宣告されました。しかし、当院で、漢方治療した結果、ステロイドも2、3ヶ月で抜け、漢方治療をつづけ、順調に4歳を迎えました。この顔をみると、とても脳に問題があるようなふうには見えませんね。

フレンチブルドックのエリトマトーデスの漢方治療

フレンチブルのまりんちゃんは、3歳で、全身エリトマトーデスと診断され、体中の倦怠感や足の痛み、高熱、(もともと皮膚病でステロイド治療していた)で、免疫抑制量という大量のステロイド治療をうけてました。今度は、血小板や、白血球の低下、そして、尿タンパクまででてきて、心配になったので、漢方治療を受けにこられました。リバウンドに注意しながら、ステロイドを減らしていき、2ヶ月ほどで、ステロイドは抜けました。それから怖いので量を減らして漢方治療はつづけていますの、この6年間、一度も、この難病をを再発していません。もちろん、皮膚病さえ再発してません。このまま10歳になってきたので、老化をケアしていく年齢になったなあと思っています。

慢性の下痢軟便 by 秋山獣医

10歳のキャバリアの宙ちゃんは、一年前からずっと軟便や下痢粘膜便が続いていました。小さい頃から、外耳炎も患っています。
宙ちゃんは炎症体質だったので、1ヶ月くらいの漢方薬で改善し、今は形のあるうんちになりました。繰り返していた外耳炎も、漢方治療で落ち着いています。