脂肪織炎と身体の痛みのチワワ

チワワのレオンちゃんは7歳。春ごろ、原因不明の身体の熱と痛みで病気が発症しました。近くの病院で、CRP(炎症の数値)の極度の上昇がみられたため、ステロイド治療をしましたが、ステロイドがきれたら、また熱がでてしまうので、いろいろ検査して脂肪織炎と診断されました。そこで、サイクロスポリンなどの免疫抑制剤での治療を提示されたのですが、それがいやで、漢方薬治療をしに来院されました。3ヶ月たって夏にはほぼ完治しました。脂肪織炎などの免疫疾患は、免疫力を下げて治療すると、なかなか先が見えないです。が、漢方薬などで免疫力をあげて治療すれば、光が見えることが多いです。ただ、自己免疫力が加齢でおちてくる高齢になって、こういう病気になると、漢方薬を継続して、病気が治っても、免疫をささえていかないといけないことも多いので、薬をやめるのは慎重になります。