【症例紹介】猫ちゃんの慢性腎臓病

猫の慢性腎不全(慢性腎臓病)とは?

~10歳を超えたら気を付けたい病気です~

猫ちゃんの寿命が延びるにつれ、近年とても多くなっている病気の一つが「慢性腎臓病(慢性腎不全)」です。

特に10歳を超えたシニア猫では発症率が高く、多くの猫ちゃんが抱える病気といわれています。

慢性腎臓病とは、腎臓の機能が少しずつ低下していく病気です。

残念ながら一度失われた腎機能を元に戻すことは難しいため、

「早期発見」
「進行をできるだけゆっくりにすること」

が治療の大切なポイントになります。

こんな症状はありませんか?

慢性腎臓病の初期は症状がほとんどありません。

そのため健康診断で偶然見つかることも少なくありません。

進行すると、

✅ 水をたくさん飲む

✅ おしっこの量が増える

✅ 食欲が落ちる

✅ 体重が減る

✅ 毛づやが悪くなる

✅ 嘔吐が増える

✅ 元気がなくなる

などの症状がみられるようになります。

定期的な健康診断が大切です

猫ちゃんは体調不良を隠すのが得意な動物です。

「なんとなく元気がないかな?」
「最近痩せてきたかも?」

と思った時には、すでに病気が進行していることもあります。

7歳頃からは年1回、
10歳を超えたら半年に1回程度の健康診断がおすすめです。

血液検査や尿検査を行うことで、早い段階で異常を見つけられることがあります。

漢方治療について

ハルペッツクリニックでは、西洋医学的な治療に加えて、体質や症状に合わせた漢方治療も行っています。

慢性腎臓病では、

・食欲の維持
・吐き気の軽減
・元気の維持
・体重減少のサポート
・生活の質(QOL)の向上

を目的として漢方を用いることがあります。

猫ちゃん一頭一頭に合わせた治療を行い、できるだけ穏やかに過ごせるようサポートしています。

まとめ

慢性腎臓病は高齢の猫ちゃんにとても多い病気です。

しかし、早期発見と適切なケアによって進行を遅らせ、元気な時間を長く保つことも期待できます。

10歳を超えた猫ちゃんは、ぜひ定期的な健康診断を受けてあげてくださいね。

気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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