末期癌という慢性疾患

ラブラドールのタオくんは、14歳。夏になって、肺癌と診断されて、来院されました。漢方薬飲んで、3ヶ月、貧血がゆっくり進行して、お父さんお母さんの二人に見守れ、抱きかかえられながら、どこも痛いということなく、眠るように、静かに息を引き取りました。とても荘厳な亡くなり方だったそうです。
末期癌を助けられないでも、痛みに苦しむことなく(安楽死を求められることなく)、静かに寿命を全うする、これが、漢方薬での転移癌、末期癌治療の目的です。