アトピー性皮膚炎と心臓病の関係は?part 3

1歳になるトイプードルのナナちゃんは、生後半年から皮膚病がひどく、アトピー性皮膚炎といわれ、ステロイド治療をしていましたが、ひどくなる一方で、当病院にこられました。その時は、ナナちゃんの皮膚を心配するお父さんの悩んだ顔をよく覚えています。心臓にも少し問題があり、心臓のほうは、西洋の薬をつかい、皮膚病のほうは、漢方薬で治療し、3ヶ月ほどで、ナナちゃんの皮膚はより濃い色の毛がたくさんはえ、かゆみもおち、お父さんの表情もずっと明るくなりました。

それから2年がたちますが、一度も皮膚病がでたことがありません。ただし、心臓の西洋のお薬を飲み続けてもらってはいます。(心臓も悪化はしていません)